Mitsu Surfboard Design

2019年01月13日(日)

NELSON MODEL [Mitsu Design]

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NELSON MODEL 2019の紹介です。
一言で言うと 2018モデルからマイナーチェンジです。

レールボリュームとロッカーは現状維持もまま 大きく変わったのは ボトム形状。

前足下あたりから テールにかけて長ーいダブルコンケイプを入れていましたが 今年はそれを短くしてフィンの付近にうっすらのダブルコンケイプにしました。

で、何が変わるの?

どんなコンケイプでも叩いたり押し込んだりすればするだけ その都度 一時的なスピードが生まれるのですが そのパンピングしている間は 波とボードの間に空間も生まれて加速はするものの コントロール性は半減します。

ショートボードのように自らの脚力で加速させて次から次へと波を乗りつなぐには有効ですが ロングの場合は板をどんなに軽くしても そこまで機敏に動くことは長さ的に無理があるので波本来のパワーを無視することはしないで 波と共にシンクロナイズドし行くのが理想です。
その時に 重要になってくるのがコントロール性で波と板と自分がより一体になれるかどうか という観点を優先してコンケイプを最小限にしてみました。

ただ 全くないと遅く感じるので大柄でパワーがある人や自分で板を叩きながら加速するスタイルの人には 少し長めや深めなどの その都度カスタムで調節もしていきます。






2019 model

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ありがちな小波での スムースなテイクオフからノーズライドからHAWAIIAN STYLEでのカットバックやトップでのアクションと無理なく何でも可能にしてしまうのが NELSON MODEL。

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今までGENKIを基準に何年もの間 HAWAIIAN PRO-MODELを改良して来ましたが GENKIとは体格はもちろん乗り方も全く違うので ネルソンにGENKI MODELを乗らせてもイマイチしっくり来ませんでした。

完成形ではGENKIモデルに比べて ノーズもテールも広めロッカーも気持ち抑え目です。 シェイプ自体は特に複雑なデザインではなく 浅めのシングルコンケイプからロールなしのストレートなVEEボトムでコントロールの機敏性を出しています。 

その他今までの私のボードに比べて ノーズとテールの厚みがあるので どこを踏み込んでも浮力があるので ボードを沈め込んで噛み付きで走るのではなく 浮力からの反発を利用して加速するデザインですから 失速することなくテイクオフから体重が乗っている限りスムースな走りが特徴です。

その浮力はボード真ん中のの事でレール自体はけして分厚くないので それほど違和感は感じないでしょう。

写真は 軽量1.5パウンドEPSフォーム ダブルストリンガーでこのストリンガーにするとボード自体の強度はもちろん FIN BOXがストリンガーの間に埋め込んであるので そこから折れる事は回避されます。

巻きはボトムが4オンス+4オンスSクロスの2層でデッキは
4オンス+6オンスSクロスその他 レール沿い両面に強化テープが埋め込んでありまして 今の所 コレが最強最軽量です。

ちなみに彼の ボードサイズは9−21.88−2.63 BABYスカッシュテールですが ラウンドピンに変更も可能です。

と言うわけで 優雅にそして激しく NELSON MODEL1気になる方は ぜひお試しあれ〜!

MAHALO
MITSU 

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優雅に

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激しく!

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