2017年10月22日(日)
DHM 2 始めました。 [Mitsu Design]
DHMとは(Diamond Head Moon tail)の事で
2013に MIDDLEサイズのボード革命として発売しましたが 見てくれ的にすぐには 売れませんでした。
個人的には最高に楽しいボードで ロングのパドルとショートの動きが実現と歌ってみたのですが どんなに説明しても乗ってみないと分からないのが DHM。
沢山のビデオで紹介して 一人また一人と恐るおそる乗る人が増えたのですが 80%以上の確率で ビギナーからエキスパートまで大好評でした。
あれから 4年モデルチェンジをどうしていいのか悩んだ末に 今回思い切って フルモデルチェンジしてみました。
それでも 名前はDHMなので やはりダイヤモンドノーズとムーンテールは何とかして継続。その代わり アウトライン、ノーズロッカー、テールウイングやボトム形状もある意味全く違うものになっています。
先ずは アウトライン。 ここ数カ月DN(Do Nothing)2の先細のロングにハマっていることから DHMもノーズを出来るだけ細くしてさらにテールを広げて完全なる 後ろ重心にしてみました。
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こうすることで 頭は軽くなり 乗ってからも後ろに立つ傾向になり 常にフィンの上のSWEET SPOTでコントロールが容易になりのが目的ですが 掘れた位置でのDROPやACTION時でも引っかかることが少なくなって クリティカルなポジションでも大丈夫です。
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逆に不利な点は トロ波でのスーパー前のめりでパドルして立とうとする時 少しだけオリジナルDHMの方が強いです。
更にはノーズロッカーも少し上げて ノーズボトム部分は今までなかったVEEを入れてます。 これもやはりきわどいテイクオフや当てた後に水流を左右に流して刺さり難くなっています。
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ウイングの目的は2つ。 一つはテールを広げた分波からのパワーをもらいやすくなったのですが トップでのカービングや蹴り込んだ時に そのエリアが広すぎると重くなりすぎてしまい反応が遅くなって 次なるセクションを逃してしまう為に そのキレを求めました。
もう一つは ウイングの角がターンのきっかけともなり QUADベースで乗っている時でも ”噛みつき”が生まれます。
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それから なんといってもボトム形状が今までのフルシングルコンケープから ほとんどフルダブルコンケープに変更。
こうすることで ボードに下の流れる水流を常に2つに分けてより細かなトリミングが容易になります。
シングルはしっかり踏ん張れば踏ん張るほどそのボードをボトムでハメこんで そのあと一気に伸びていくのです。でもそのタメを効かせるには時間がかかることもあり、波もいい形であることが望ましく それに負けない脚力も必要になってきます。 今回ダブルにすることで 乗り心地が一気に柔らかくなって 反応が断然良くなりました。 これは 予想のつかない ビーチブレイクなどでは 好都合で 膝にも優しいと考えています。
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とまぁ 大雑把には そんなところで オリジナルに比べて張り付き感がなく 良くも悪くもフニャフニャと柔らかく動こうとします。
後は ウイングの位置やダブルコンケイプの深さなどもう少しチューンしていきますが 第一印象が全てな世界なので 正式にDHM2の誕生です。
オーダーの受付も開始します。 最大が8’0”
で短いのは 5’3”くらいですかね?
MAHALO〜
オリジナルと同じように スプレーで名前を入れて。
弱気なサイズで 今回は511−21−2.5 33.8L
PUで気持ち重めになってしまいましたが 全然大きく感じません。 ショートでは絶対に立てない位置から滑り出してそのまま GLIDE しながら SPEEDを出して ガシャーと当て込んで また浮力でスピードを維持しながら FLOWして、、、。
初日は腹くらいの波でしたが 笑いが止まらない。
今日のGOPRO映像 です。 波は大したことなかったけどこの通り 動いて 走る。
早くいい波で乗りたい。 まだまだ 試したい動きがいっぱいあるから。
Posted at 18時32分 トラックバック ( 0 )
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