Mitsu Surfboard Design

2018年08月16日(木)

終わりなき ボード物語 [Blog]

画像(420x274)・拡大画像(640x419)

10年以上前の カスタムボードたち。 全部シングルフィンだっと思うけど 長さやアウトライン、ボリュームも様々。
きっとまだどこかに 存在してると思われます。

画像(420x274)・拡大画像(640x418)

これも10年以上前に作ったカスタムボード。
素材も重さも形、長さなどなど 果てしない組み合わせの中から 未知なるボードをシェイプしてその後は お客さんの頭の中にあるカラーの再現を試みる事 早18年くらいかな。

今まで何千本何万本? そしてその乗り手達とも交流を続けて来たけど やっぱり乗ってみないと どうなるかは正直分からない。

もちろん大体の予想90%くらいまでは 想定内なんだけど残りの10%がミステリーだ。

その時の波のコンディションはもちろん 乗り手のコンディションに加え 物質的な効果と精神状態も絡んで来て その要因を明確にすることは至難の業。

お客さんの達も 多い人では10本以上ボードを持っていたり、これまでの波乗り人生で100本くらい乗ってる人も そう珍しくない時代ですが 彼らは色々なボードを乗れば乗るほど データが増えて知識や経験も増えて 次にカスタムオーダーしたらもう マジックボードが出来る!と信じて止まない症候群かもしれません。  

だからオーダーの時の詳細は 病的なmmの世界で今までのいい所を全部再現して欲しいとマジで頼まれるんですけど 実際はそうも行かないのがサーフボードの世界。

知れば知るほど 複雑な方程式が待っていて、答えが出そうで出ない。 きっと最初から終わりのない銀河の旅みたいなもんなんです。

そして 多くの人が気が付いていないのですが 乗り手もボードも刻一刻と変化している事。 両方生き物なんです。

乗り手は 数年前のあの板が忘れられないとよく言われますが もうあの時とは違う自分がいます。 基礎体力も乗り方も好みも 海に行く度に少しずつですが 進化 もしくは老化を遂げていますから あの時のあのボードに乗っても マジックとは限らないんですよ。

その逆が 作った当時は どうしてもうまく乗れなかった板が数年後に乗ってみたら 気に入ってしまう事もあり得る訳ものです。

私自身 最近悩んでます。 ここ数年間 高浮力でごつめのボードLOVEだったのですが 自分が考えてるサーフィンが出来ないと言うか ボードに意志が伝わりきらないと感じてきました。

考えられる要因は次の通り

ただ 理想が高くなっただけ

ただ 体力が落ちただけ

それとも 波を見る目がいい意味で変わって もっと攻めたいから ボードデザインでつまづいている

でも それには目だけでなくて 体力や技術も伴わないと 攻められるボードには乗れない訳で 結局やってみないと分からないという 堂々巡りな結論。

実は 自分のボード作りは大変なんです。思いっきり甘えたい自分と思いっきり攻めたいと言う矛盾したコンセプトが感情と共に混ざり合うから。  

似てるか分からないけど 占い師は自分を占えないそうですよ。 (しらんけどな 笑)


と言う訳で? 皆さんも NEW BOARDつくる時は 一緒に悩みましょう。 私は お互いが納得いくまで SHAPEは始めませんからね。 時には、今の散々話し合った挙句 ”今のあなたには必要ない!”言われた人も 結構います。

ちなみに 私は最近 尖り気味のノーズが気持ちよくなってきました。 まぁこれも サイズがある日が続いたからというのもありますが ワイド系で乗るとどうしてもライン取りに限りがあって 行きたい所にいけなかったから。 後テールも広すぎるとどうしてもトップで鈍いから。

だ〜け〜ど〜。 ノーズ尖らせたり テール細めればまた 失うものが 出てくるのは承知。 そこを何とか思い通りに調節したいんだけど これがまた邪心が働いて 容易ではないんだな〜。

はぁ〜 とにかく また銀河鉄道808の旅が 始まりそう

ALOOHA  


次回は 波の話あれこれの予定です。

つづく

Posted at 17時56分   トラックバック ( 0 )

トラックバック

トラックバックURL

http://www.mitsusurf.com/tb.php?ID=2710

ページのトップへ ページのトップへ

検索


リンク集

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2009 Mitsu Surfboard Design All rights reserved.